~ジャン=ポール・サルトル~
『恭しき娼婦』
Jean-Paul Sartre『La Putain Respectueuse』より
●〈解説〉
学生時代に山本七平氏の「空気の研究」を読み、理性的な真実より「空気」というものが日本にはあって、「空気」が真実より優先することが往々にして起こるという内容でした。あの不幸な戦争がなんとなく始まり終えられなかったのも、「空気」を止める人が出なかったのが理由だとありました。私は長い間、この「空気」は日本固有のモノだと思っていました。
ところがこの芝居の台本を読んだ後は、『空気』は日本固有のモノでなく、戦争で勝った連合国でも「空気」=「民衆的真実」が存在するということが解りました。しかし、その空気をポジティブな観点から否定し、コントロールする人が常に居て、大きく間違えない考え方の仕組みが出来ているのだとも思いました。
今月15日、16日に上演する「恭しき娼婦」を読んだ時の私の感想です。
●〈あらすじ〉
20世紀の米国南部で、あらぬ嫌疑をかけられた黒人を庇おうとする娼婦が、社会の風潮に屈して嘘の証言を依頼されてしまう。
期間 |
2018/12/15 (土)~2018/12/16 (日) 上演時間:約1時間30分(休憩なし)を予定 |
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劇場 | スペース コラリオン(旧カフェスロー大阪) |
出演 |
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脚本 |
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演出 |
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サイト |
https://www.facebook.com/marketregain/ ※正式な公式情報は公式サイトでご確認ください。 |
スタッフ | ・総合演出:矢野LE→CH(劇団PingPongDASH主宰) ・舞台監督:太田かつじ (Chiroプロ) ・照明計画:ナチブラック・グロNo.1(劇団ようきたなぁ) ・音響効果:マツキクニヒコ(フラワー劇場代表) ・宣伝美術:飛鳥 ・著作権代理:㈱フランス著作権事務所 ・製作統轄:堀川量主 |
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その他注意事項 | 上演されるのは大人の芝居です。児童のご観劇と就学前のお子様のご入場はご遠慮ください。 会場は、かつて「カフェスロー大阪」と呼ばれていました場所です。リニューアルされております。 |
期間 |
2018/12/15 (土)~2018/12/16 (日) 上演時間:約1時間30分(休憩なし)を予定 |
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タイム テーブル |
2018年12月15日<土>19:00 2018年12月16日<日>13:00/17:00 |
劇場 | スペース コラリオン(旧カフェスロー大阪) |
料金 |
3,000円 ~ 3,000円 【発売日】2018/10/10 (水) |
チケット取扱 |
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